私たちについて?

Osemise(オセミセ)は、雲南を拠点とする多言語対応のトラベルプランニングチームです。

「Osemise」という名前は、雲南のハニ族に古くから伝わる創世叙事詩に由来しています。それは万物の起源を語る神話であると同時に、人と自然を結ぶ永遠の約束でもあります。

私たちはこの名に、「この土地に息づく本来の生命力に触れてほしい」という願いを込めました。そして、人と自然が共に生きてきた雲南の古い知恵を、旅を通して感じていただきたいと考えています。

Osemise(オセミセ)は、世界中の旅人と、雲南を本当に知る人々をつなぐ“文化の翻訳者”でありたいと思っています。工芸職人、料理人、研究者、村を守る人々、伝統文化の継承者、そしてこの土地に根を下ろして生きるローカルガイドたち。私たちは彼らとともに、ガイドブックには載っていない雲南の姿を旅人へ届けています。

Beyond The Guidebook

私たちは、ガイドブックをなぞるだけの旅ではなく、その土地を本当に知る人々との出会いを通して、旅そのものが「語り継ぎたくなる記憶」になる体験を提供します。ローカルの日常に触れ、観光地の裏側にある文化や暮らしを知り、その土地の空気を自分自身の感覚で持ち帰っていただきたいと考えています。

創設者より

こんにちは。Osemise(オセミセ)代表の晋然(シン・ネン)です。

このブランドを立ち上げた理由を、よく尋ねられます。
私にとって、本当に深い旅とは、表面的な観光記号を巡ることではありません。だからこそ私たちは、「文化を深く翻訳する仕組み」を作ろうと考えました。研究者や地域の専門家を文化の案内人として迎え、長い時間をかけて村々や地域の担い手たちとの信頼関係を築き、一つひとつの旅を「土地と人をつなぐ入口」として設計しています。
私たちは答えを一方的に与えるのではなく、旅人が自ら扉をノックし、この土地の精神と直接つながるための“きっかけ”をつくりたいと思っています。

こうした考え方は、私自身の経験から生まれました。雲南で育ち、その後フランスで言語と文化を学んだことで、私は常に“境界”から物事を見るようになりました。そして故郷を見つめ直したとき、大きな違和感を覚えたのです。海外からの旅人は本物の文化体験を求めているのに、多くの旅は表面的なイメージだけを消費していました。

「どうすれば、雲南という土地を本当の意味で翻訳できるのか」
その答えを探すため、私は現場へ向かいました。答えは本の中ではなく、土地そのものの中にあったからです。

歴史の痕跡を追いながら、私は文化遺産の“探偵”のような旅を続けました。
たとえば滇越鉄道。「近代はどのようにこの山岳地帯へ入り込んだのか」という問いから、私は建水、蒙自、人字橋へと鉄道沿線を歩きました。資料館ではフランス人技師の報告書を読み、現地では100年以上前のリベットを見つけました。そこから見えてきたのは、単なる鉄道史ではなく、技術・資本・土地の人々が交差した“文明の接点”そのものでした。

また、石林近郊の静かなイ族の村での出来事も忘れられません。ある家の門に掛けられた対聯が気になり、思わず声をかけました。そこで出会ったイ族のおばあさんは、イ語訛りのある節回しで聖書の詩を歌ってくれたのです。古いイ族の響きと異国の宗教音楽が重なり合うその瞬間に、私は「文化とは混ざり合いながら生き続けるものなのだ」と強く感じました。本当に心を動かす瞬間は、主流の物語からこぼれ落ちた場所にこそ存在しているのかもしれません。

こうした旅を重ねる中で、私は大きな課題にも気づきました。深い文化理解を支える「翻訳」はまだ少なく、本当に価値のある場所へアクセスすることは簡単ではありません。そして多くの旅人は、ただ用意された物語を消費するだけで終わってしまっています。

私たちは信じています。好奇心を持った旅人が、生きた文化と出会い、それを理解するための橋渡し役が存在するとき、人と人の間にある壁は自然と消えていくのだと。そして旅の記憶は、単なる観光体験ではなく、温度を持った一つの“物語”へと変わっていきます。

私たちが大切にしていること

  • 本物の土地体験:旅人がただの観光客ではなく、その土地に暮らす一人として過ごせる時間を大切にしています。地元の人々との自然な交流や家庭料理、演出されていない日常を通して、ありのままの雲南に触れていただきます。
  • 文化への深い理解: 表面的な観光だけでは見えてこない歴史や文化、人々の価値観まで丁寧に掘り下げます。定番ルートの外にある場所や物語を通して、その土地との本当のつながりを感じていただきたいと考えています。
  • 土地を知る者による旅づくり:雲南を深く理解する私たちが、一人ひとりに合わせた旅を設計します。多言語ガイド、地域文化の専門家、車両、宿泊施設に至るまで、すべてを厳選し、その土地を最も自然に体験できる旅をご提案します。

厳選ルート

  • (12日間) 雪山古道と生きた文化への旅

    • 古道の余韻
    • 手作りの匠の心
    • 多民族の調和
    • 雪原の聖境

    聖なる雪山が育む古道へ、時を超えて今も息づく母系社会の神秘に出会う旅。

  • (12日間) 時の層をめぐる旅

    • 千年の棚田
    • 古建築博物
    • 滇越の記憶
    • 雲海の仙境

    千年の棚田が描く大地の光影と、百年前に敷かれた仏蘭西鉄道の哀愁に浸る。

  • (12日間)熱帯から雨林へ――香りを辿る西双版納の旅

    • 千年茶林
    • プランテーシ ョンコーヒー
    • 熱帯雨林の秘境
    • タイ族の風情

    世界遺産の古茶樹が香る霧の山から、生命が躍動する未開の熱帯雨林へ。

  • (12日間) 辺境の魅力と宝石伝説の旅

    • 火山と温泉
    • 古街の散策
    • 高山ハイキング
    • 国境の市場

    高黎貢山の稜線を越え、異国情緒漂う国境の街で翡翠が紡ぐ壮大な伝説を紐解く。

  • (12日間) 大地の鼓動と大巡礼の旅

    • 怒涛の奔流
    • 顔面刺青の伝説
    • 峡谷飛渡
    • 金山の日の出

    秘境の峡谷を渡り、消えゆく伝説の紋面女と出会い、聖峰メリ雪山の神々しい黄金の夜明けを待つ。